"マンガとかアニメとか"カテゴリーの記事一覧
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気がついたらYou Tubeに「スタジオぴえろ」公式なんて出来てて、
「ニルスのふしぎな旅」を配信しているでは無いですか。
なのでぼちぼち見てたりします。
いや本当作画と美術がすごいですわ。しかしニルスを改めて見ると、動物たちが
思ったより人間みたいな動きをしてるんですね。
もっとリアル寄りかと思ったけど、結構ギャグ寄り。
なんかルーニー・テューンズとかを思い出します。そういえばEDでのキツネのレックスも、最後に「目」だけになったり、
なんかどことなくワイリー・コヨーテみたいな扱いだなあ、
と今になって気付かされます。
思ったよりも、トゥーンをリスペクトしているのかもしれないですね。PR -
テレ朝チャンネルで再放送したのを見てました。
このアニメ、懐かしいのはもちろんなんですけど、
実は音響監督をハンナ・バーベラアニメの吹き替えを担当した、
高桑慎一郎さんがやっているんですよね。
実際キャストには、高桑作品の常連とも言うべき、
鈴木ヤスシさんだったり、大泉滉さんだったりが参加していて、
そっちの観点からも、かなり楽しめます。
特に大泉滉さんは、一人で一家三人の声を担当する、
というかなり無茶なことをやっているんですが、
これがどうしてものすごい上手い。
他にも芸達者な声優さんが集まっているので、
見て損は無いかもしれません。しかし困ったことに、今回再放送されたのは
全103話中の26話だけ。しかもエピソードの順番も
入れ替わってしまってるという始末。
どうも元々のフィルムの管理が相当雑だった?みたいですね。
かなりの名作だと思うんで、なんとか本来あるべき姿に戻して、
ちゃんと放送してほしいなあ。 -
「飛べ孫悟空」を見たせいか、なんだか西遊記づいてしまったので、
「パタリロ西遊記」を再読。
世の中に西遊記物はいくつもあるんですけど、この「パタリロ西遊記」は
結構面白い方だと思います。タイトルの通り、「パタリロ」の登場キャラを使った作品で、
パタリロ=孫悟空、マライヒ=三蔵法師なんですが、
猪八戒と沙悟浄がオリジナルキャラで、それが実にいいキャラをしています。八戒は原作のとおり「無類の女好き」なんですが、
そもそも「パタリロ」にこうした「女好き」キャラって、
いそうでいないんですよね(まあ男同士だし…)。
それが逆に新鮮に思えます。沙悟浄ですが、こうした西遊記物で沙悟浄の扱いって難しくて、
微妙にキャラが立ってなかったり、目立たなかったりする事が多いんですが、
この「パタリロ西遊記」では沙悟浄を「老獪な軍人」にした事で、
ものすごくキャラが立ってるんですよね。
妖怪との戦いのときも作戦を立てる役目だったり、
また色々な解説もしてくれるので、かなり便利なキャラになってます。お話も途中までは割りと西遊記を踏まえているんだけど、
段々とオリジナル展開が多くなり、更にSFとかも入ってきて、
最後には独自の世界観を作り上げていると思います。興味ある方はぜひ読んでみてください。
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ここ10年くらいボンヤリと思っていたんですが、
なんかマンガの単行本がどんどん薄くなってると思うんですよね。
特に「ジョジョリオン」とか結構ひどくて、
普通なら200ページくらいあるはずなのに、
160ページくらいしか無い巻とかあって、
ちょっとどうなの?って感じ。ただこれ制作側からの視点だと、
まず単行本を出すサイクルを早められる、
巻数を増やせる、すぐに出るので読者も喜ぶ(だろう)、
という風に、割りといい事だと思われてるんじゃないか、
って気がするんですよね。しかし読む側からすると、確かにすぐに単行本が出るのは嬉しいけど、
その分読み応えが減っちゃうのが、ちょっとなあ…と思います。あと最近だと電子書籍が主流なので、それだと厚さが
あまり気にならなくなるんですよね。
電子書籍の弊害?でもあるのかな。 -
手塚治虫先生関係の本も色々と出てきてるんですが、
これは当時のアシスタント視点からの手塚治虫像が
描かれていて、かなり面白かったです。
もらったサインに自分で色を塗っちゃうのは、
いかにもアシスタントらしいなあ、と思いました。ところでこの本を描いた堀田あきお先生って、
藤子不二雄賞第一回で佳作をとった「ニャンコラキッド」の
オムライス先生だったんですね。
いやーそんな所が繋がるとは! -
確か自分が学生時代に連載してたのを覚えてたんだけど、
今回読み返してみたら、自分が覚えてたのは
読み切りの方だったんだなー、とちょっと驚き。
でも個人的には結構好きかも。
ここまでギャグに徹してくれた方が、いいかもしれない。でもちょっと登場人物が多いのが難点かな。
ロボット警備隊の署長と柔道の師匠は
一緒にした方がもうちょっと整理されてたかも。 -
島本和彦も好きなので、買いました。
今作は「吼えろペン」「新吼えろペン」の続編にあたる作品。
漫画家炎尾燃が、今回も活躍します。活躍するんですが…
「吼えろペン」「新吼えろペン」の時って
炎尾燃は一応島本和彦本人をモデルにした、という体裁はとっていたけど
内容に関しては「実話をもとにしたフィクション」で、仮に元となる
事件とか話があっても、そこはわからないように
かなりボカされていたと思うんですよね。でもこの「RRR」は、いきなり新型コロナについての話があったり、
マンガ道場に出た時の話があったりと、ハッキリと元になった話が
「わかっちゃう」作りになってるんですよね。
そういう意味では「吼えろ」よりは「燃えよ」とか
同人の日記マンガの近い雰囲気になってます。その辺の「ウラが透けて見える」感じがなんかこう、
ちょっと妙に生々しい感じになっちゃってて、
そこはやっぱりこの10年間で変わった部分なんだろうなー、と思ったり。
考えてみれば「アオイホノオ」も実話をもとにした話ばかりだから、
島本先生の作風自体が変わりつつあるのかもしれないね。 -
東京から信州へとやってきた、獣医師親子の話。最近すっかり小山田いく先生にハマっています。
本作も「獣医」をテーマとしていて、動物大好きないく先生が
惜しみなく本領を発揮している作品です。
劇中で描かれる動物や自然には、いく先生らしい愛情が注がれています。噂ではドラマ化の話もあったそうで、されなかったのが本当もったいない。
メディア化されていれば、小山田いくの名前も
もっとメジャーになっていたんだろうなあ。「マリオネット師」の時も思ったけど、
「ブラックジャック」とか「七色いんこ」とか、
手塚治虫作品を相当意識している気がします。
でも一話完結でこれだけ描けるのは、やっぱり大したものです。 -
始まりましたね。結構マイルドにされてる?
しかしさすがに細かいところは忘れているなー。
まあしばらくは楽しめそうです。
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年末の忙しいさなか、読んでました。
キン肉マンの次の連載というだけあって、
連載スタートから3連続でカラーページをもらっているなど、
破格の高待遇で始まった本作ですが、それでも人気が出ず、
一年持たずに打ち切られたのは割と有名な話。実際アイデア自体は悪くないと思うし、
ハッタリも効いてていい感じだなと思うんですけど、
そこがジャンプの恐ろしさというべきでしょうか。ただ読んでいて気になるのは、妖怪の能力とは別に
特殊能力を持つグッズがあって、ちょっと万能すぎるかな、という所と、
その2つがあるせいで、焦点がボケてしまっているかな、という所。あとこの頃のゆでたまごのマンガって、セリフが妙に説明的で、
読むのが結構大変なんですよね。
なんかシナリオのト書きをそのままセリフにしてる感じ。
この辺近年のキン肉マンが、セリフを最小限にして
絵で見せる構成にしてるのとは、割と対照的でしょうか。絵はでもやっぱり上手くて、ハッタリ感とインパクトのある
すごい迫力ある絵になっています。まあ色々惜しかった一作ということでしょうかね。