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カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

ジャパニメイテッド 15話
「メガトロンの復活 パート2」

「トランスフォーマーアニメイテッド」という作品は、
ここ数年のカートゥーンの中でも、かなり上位に入る面白さだと思う。
もちろん、自分がトランスフォーマー好きだから、ってのもあるだろうけど。

いや更に言えば、カートゥーンすなわち海外アニメ自体が
この数年、十数年でグングンと面白くなってきているのです。
だからこそ、自分はカートゥーンにハマったわけだし。

しかし世間一般のカートゥーンへのイメージは、未だに
「幼稚」「ストーリー性が無い」「キャラクターが受け付けない」
などというものばかりです。

しかしその評価は、完全に過去の物なんですよ。
確かにアニメイテッドのキャラクターは、アゴが大きかったりと
ちょっと独特だとは思うけど、でも実際動いている所を見ると、
彼らが実に活き活きと画面内で動き回っているのが、解ると思います。
またストーリーにしても、ここまで「ジャパニメイテッド」を
見てきたのならば、決して単純かつ幼稚なエピソードばかりでは無い、
というのは説明するまでも無いと思います。

自分は日本人のカートゥーンに対する、古めかしい評価を
改めてもらうきっかけとして、「アニメイテッド」が
かなり大きな役に立つのでは無いかなあ、とずっと期待していたのです。

だからこそ、ストーリーをカットしてほしくないし、
本編とは関係ない、くだらないギャグを入れた吹き替えなんて、
可能な限りはしてほしくなかった。
それは作品としての「質」を下げる事に繋がるし、
オリジナルスタッフが「見せたかった物」を、誤解して
伝えてしまう原因にもなってしまうからだ。
そしてそれは、カートゥーンへの間違った評価が
続いてしまう事の原因にもなり得るのです。

「アニメイテッド」のシーズン1は、とにかく傑作揃いで、
単体エピソードとしてのクオリティも高いけれど、いくつもの
伏線がクライマックスに向けて収束していく様は、
とにかく「スゴイ」の一言なのです。

「ジャパニメイテッド」を見て、興味を持った人には、
是非オリジナルの「アニメイテッド」も見て欲しい。
その方がオリジナルスタッフの表現したかった事を、
より多く受け止める事が出来るからです。



今回の「ジャパニメイテッド」だけど、確かにクライマックスで
主題歌を流すのは燃える演出だと思う。思うけれど、
その演出方法はあくまでも「ジャパニメーション」としての演出なのです。
あくまでも「カートゥーン」としての「アニメイテッド」に
こだわっている自分にとっては、素直に喜べない演出である
という事も、また事実なのであります。
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