正月早々に「陰摩羅鬼の瑕」を読んでいましたよ。
この本、最初読んだ当時はイマイチだなーと思ったんですよね。
だって「犯人」も割りと簡単に分かっちゃうし、
トリックも予想できちゃうし、正直どうなのかな、
って思ったんですよね。
でも今改めて読むと、実はその辺は最初から全部「分かる」ように
書いてあって、その辺のギミックが読者にバレるのは、
もう想定の範囲内で書いてるんですよね。
だからむしろ重要なのは、もう一つのトリックの方なのかも。
そう考えるとこの本、実は2回目3回目の方が
面白く読めるのかもしれませんね。
今回読み直したら、結構好きになりましたわ。
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