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カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

「世界」と「宇宙」と「次元」

最近アメコミ映画の影響もあってか「マルチバース」って単語を
良く聞くと思うんですよね。でもそもそもマルチバースって何?
って話だとは思います。

マルチバースって「多元宇宙」みたいに訳されることが多くて、
簡単に言うと「今の宇宙とは別の宇宙」って意味合いでしょうか。
最近の「スパイダーマン ノーウェイホーム」とか
「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」とか
見ればなんとなーく想像はつくのかな、と思います。

でも一方「パラレルワールド」つまり「並行世界」って
概念もあるんですよね。「マルチバース」と「パラレルワールド」って
どう違うんですかね。

以下は自分の勝手な考察なので、間違いとかあったら適当に突っ込んでください。

「パラレルワールド」は「並行世界」、つまり今いる世界とは
ほんのちょっとだけ違った世界のこと。
例えば分かれ道を右に行った世界と左に行った世界、という違い。
これは分岐点の数だけ無数に増えていくことになる。

ドラえもんに出てくる「もしもボックス」は
要するにこの「並行世界」を呼び出す道具ですよね。
実際に「のび太の魔界大冒険」では、魔界から元に戻そうとした時に、
「パラレルワールドになるんだよ」といったセリフが出てきてます。
つまりあくまでも「元となる世界」があった上で、
そこから分岐してきた世界、となるんでしょうか。
タイムパラドックス物だと、パラレルワールドは割と良く出てくるイメージあります。

一方のマルチバースは元となる世界とかは全然関係なく、
最初から全く違う世界。全く違うんだけれど、部分的には似てるというか。
だから他のマルチバースにも「スパイダーマンがいる」事になるわけで。
とにかくそうした世界が無数に存在している、という概念。

そう考えるとイメージとしては、マルチバースの方がより大きくて、
その中にパラレルワールドが存在する、というイメージになるんでしょうか。

さてそれを踏まえて、一つどうしても気になることが。

マルチバースでもパラレルワールドでもいいんだけど、
「ここは○○の世界だな」とか「僕は○○の世界から来た」みたいに
言ったりするセリフがあるじゃないですか。
でも「世界」って「世界地図」ともいうように、
イコール「地球」というイメージがあると思うんですよね。
そして本来ならばマルチバースとかパラレルワールドは「宇宙」よりも
上位の概念だと思うんですけど、それを「世界」と言ってしまうのは、
なんだかちょっと違和感あるんですよね。

本来ならば「別の宇宙」とか言った方がまだいいんだろうけど、
それもなんかしっくり来ない。
でも「次元」になっちゃうとまた別の話になっちゃって、
これはもうマルチバースとかパラレルワールドをも内包する、
もっと巨大なイメージがあるんですよ。

マルチバースとかパラレルワールドを示す単位としての言葉が
必要なんじゃないかな、とずっと考えてるんですけど、
イマイチ思い浮かばないんですよね。
例えば「時空」とか「位相」とか、まあ候補はいくつかあるけど、
もっと上手い言い方あるんじゃないかなー。

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