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カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

弱虫ペダル

この5~6年くらいで読みだしたものに、「弱虫ペダル」があります。
実はこういうスポ根物、結構好きなんですよね。
「あしたのジョー」とか意外と好きだったり。

ある程度話がたまったら電子で一気に買うという
やり方をしているので、全部読んでるわけじゃないんですけど、
ずっと追いかけてます。

それでふと気になったんだけど、このマンガって
「父親」の存在がすごい希薄なんですよね。
普通こういうスポ根系のマンガって、
父親がやってた物を継いでやってるとか、
父親に鍛えられて、みたいなキャラクターが
一人や二人はいると思うんですけど、
少なくとも自分が読んでる範囲では、
そういうキャラは出てきてません。
これかなり珍しい事なんじゃないかなと。

成長物って大体父親的存在が仮想敵になっていて、
それを目指すあるいは乗り越えることが、
最終目標になる、ってパターンだと思うんですけど、
でも「弱虫ペダル」ってそういうパターンが全然無いんですよね。

ライバルとか敵はみんな「友達」なんですよね。
いてもせいぜい兄貴的な存在ばかり。
それでいて「母親」は、割と頻繁に出てくるんですよ。
小野田くんだったり御堂筋だったり、「母親」の存在は、
割と重要なものとして描かれている。
そういう意味では割と現代的な話だ、という事なんでしょうね。

そういえばこれも前から気になってたんだけど、
「御堂筋」って本来は「大阪」の地名ですよね。
でもそれがどうして「京都」のキャラクター名として
用いられているんでしょう?
結構違和感あると思うんですよ。

これあくまでも自分の想像なんですが、
本来は鳴子くんが「御堂筋」になるはずだったんじゃないでしょうかね?
鳴子くんは大阪からの転校生だし、
そっちの方がしっくり来ると思うんですよね。

御堂筋の存在って連載始まって早々に今泉くんの口から
語られていて、それが後になってようやく本人が…って事に
なっていますけど、元々の構想だと今泉・御堂筋のライバル関係に
小野田くんが絡んできて…という事だったんじゃないでしょうか。
ただ人気が出て連載が続けられそうだから、
御堂筋は別キャラとして改めて出すことにして、
本来「御堂筋」だったキャラは「鳴子」に名前を変更した…。
みたいな流れがあったんじゃないかなあ、と。
あくまでも妄想ですが、そんな事を考えてしまいます。
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