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カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

バットマンあれこれ

  • 「バットマン」
  • 「バットマンリターンズ」
  • 「バットマンフォーエバー」
  • 「バットマン&ロビン」

以上4作のバットマン映画を見てました。

最初の「バットマン」は以前も書いたけど、
やっぱり「コミック」のノリを忠実に実写映画にした、という感じ。
良くいわれる「ダーク」な部分は、あくまでもその中の一つであって、
決してメインでは無いといったところでしょうか。

改めて見るとヒロインを中心に、バットマンとジョーカーが
対象的に描かれていることに気付かされます。
そうした部分も含め、本当後のバットマン映画の礎と
なっているのかなと。

「バットマンリターンズ」は、前作の「ダーク」な部分を
より強調した作風。というよりこれバットマン映画というよりは、
完全なバートン映画ですよね。かなりやり過ぎ感あります。

話もまた微妙に分かりづらくて、例えば本作のヴィランである
ペンギンは赤ん坊の頃両親に捨てられて、その後動物園のペンギンに
拾われて…という所までは映像でハッキリ描かれているんですが、
実はその後さらにサーカスに拾われているらしいんですよね。
しかし劇中ではそれは新聞記事の中でちょっと触れられているにすぎず、
言われないと多分気づかないと思います。
またペンギンが両親を調べるためにゴッサムの戸籍を調べていたのは、
ラストの作戦への布石なんですが、それもちょっと分かりづらい。

そうした部分はあるんだけど、ただシチュエーションとしては
魅力的なものがいっぱいあるのもまた事実。
例えばバットマンであるブルースが、素顔のまま「仮面舞踏会」に
参加する、というのは本当に「分かってる」シーンだし、
好きな人にはたまらないシーンだと思うんですよね。

あと本作、なんか知らないけど画面が妙に狭く感じるんですよね。
セットで撮影してるのは前作も同じなんだと思うんだけど、
それにしてもなんか画面に広がりが感じられない。
意識的にやってる物なのか、それとも制作の都合なのかは
分からないんですけど、なんかそこがやたら気になります。

次の「バットマンフォーエバー」はダークさは抑えめにして、
前前作の「コミックを忠実に映画にする」を引き継いだ作風。
ヴィラン役のトミー・リー・ジョーンズとジム・キャリーの
ノリノリの演技もあって、かなり楽しめる一作です。
純粋に「ヒーロー」としてのバットマン映画かも。
ただ一部CGが微妙なのは、さすがに時代のせいもあると思います。

その次の「バットマン&ロビン」はなんかかなり評価が低いんですけど、
個人的にはそんなことは無くて、結構楽しめました。
多分アーノルド・シュワルツェネッガーのミスター・フリーズが
不評だったのかと思うし、確かにあまり科学者というイメージも無いんだけど、
それでも最悪、という程では無いです。たしかにベインの方が似合ってるとは思うけど。

あえて難を言えば、バットガールの登場が唐突すぎることくらいでしょうか。
せめてヴィランとはもうちょっと因縁を持ってほしかったかな?

そんな所でしょうか。
ところで例のバットマンのテーマを作ったのはダニー・エルフマンなんですが、
一時期このサイトに「デクスターズラボの音楽はダニー・エルフマンが作ったんですか?」
という質問がやたら来ていたのを思い出します。
もちろんそんな事は無いし、当時はそんな似てるとも思わなかったんですが、
改めてバットマンのテーマを聞いてると…確かにデクスターズラボっぽい所ありますね。
あの当時はそう言ってきた人の気持ちわからなかったけど、
今はなんとなーく分かるようになりました。

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