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カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

ジョジョ4部のアレ


たまにはジョジョの話でも。

ジョジョ4部というと、ファンの間でたびたび話題になる、
仗助の髪型の元となったリーゼントの少年。
岸辺露伴の時に語られたエピソードに登場します。
子供の時の仗助を助けた不良で、
それが実はなんらかの方法で過去に戻った仗助自身なのでは?
とたびたび考察されていましたが、
現在では作者である荒木先生本人から否定されています。

ただ

自分はジョジョ4部も当然連載当時から読んでいて、
その時は「これは過去に戻った仗助だなー」と
ハッキリと思っていたんですよね。
今では否定されてますが、あくまでも当時の読者だった自分は
どうしてそう思ったのか?という観点から説明していきたいと思います。

まず直前の3部のラスボス、つまりDIOの能力が
「時間を止める能力」だったということ。
そうなると4部のボスも、時間を操るなんらかの
能力を持っているのでは無いか?と推理されます。

ちなみにこの段階では、まだ吉良吉影は
その存在すらありませんでした。
だから誰がラスボスなのかは全くわからない状態ですが、
とにかくラスボスとの戦いの時にその能力で、
仗助が過去に送られたのでは無いか?
と考えてしまうのは無理もないでしょう。

更にダメ押し的にそのリーゼントの少年は
明らかに青あざや切り傷があって
唇からは血がにじんでいたからです
今殴り合いでもしてきたぞという感じなのです

と書かれてしまっては、なおさらこのリーゼントの少年が
ラスボスとの戦闘で過去に飛ばされた仗助なのでは?と
思ってしまいますよね。当然ですよね。

またこのエピソードが描かれた岸辺露伴登場編というのは、
音石明の事件が一段落した直後、
つまりそろそろラストバトルへの伏線などを
張り始める頃だった、というのもポイントです。

更に、これは多分自分だけの説だと思うんですが、
仗助のスタンド能力である「治す」って、
実は「時間を戻す」のと同義だと思いませんか?

「傷を元の状態に戻す」
「料理に入っているスタンドを元の状態に戻す」
「コンクリートをコールタールの状態に戻す」

これ全部仗助がやってるんですよね。
つまり「時間を過去へ戻す能力」はラスボスでは無く、
仗助の能力だったのでは?仗助は過去へ戻って
街そのものを治そうとしたのでは?
という考察(妄想)もできるんですよね。

これら事から、当時の自分はこのリーゼントの少年を、
ラスボスとの戦闘中(後?)に過去へ
飛んでしまった仗助本人なのでは?と予想していました。

もちろん、そうしたシーンは一切描かれていません。
最初に書いたように、作者本人がきっぱり否定しています。
だからこれ以上の妄想は意味をなしません。

でも

もしかして最初はそういう予定だったでのは?
途中で忘れてしまったのでは?
考えていたけど上手くいかなかったのでは?

と、どうしても考えてしまいますよね。
そこはもう考えても仕方ないことなのですけれどもね。
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