というわけで見てきましたよ。面白かった。
やっぱりピクサーは、外さないよなあ。
前半30分くらい、ほとんどセリフが無いのに、
それでいてウォーリーとイヴの感情がしっかり描かれていたり、
説明不足を全く感じさせないのは、やっぱり脚本がいいんだろうなあ。
ラストもあれ、どう考えても地球の復興は厳しいと思うんだが、
それでも「なんとかなるよな」と思わせてしまうのは流石だし、
やっぱりファミリー向け映画としては、それが正しい方向性なのだ。
テーマとしては、結構重い物を扱ってると思うんだけど、
それを前面に出さず、誰でも楽しめるエンターテイメントとして
昇華させてるのは、本当に素晴らしい。もちろんウォーリーとイヴの
ロマンスも、大変素晴らしいです。
例えるならあれかー、田舎から上京してきた純朴な青年が、
都会でバリバリ働いているキャリアウーマンさんに
恋してしまってさあ大変、って感じなのかな。
あとエンディングがいいよね。
またここから地球の歴史が始まるんだ、という事を表現してるし。
同時上映の魔術師のやつだけど、普通に見ていても、
「トムとジェリー」のような、昔ながらのカートゥーンを
3Dでやっている、という感じで普通に面白い。
でも以前ある方が指摘してたように、
ウォ○ト・ディ○ニーにそっくりな魔術師が、「ウサギ」を
追いかけてすったもんだする話、と考えると、
なかなか奥深い物があるよねえ(笑)。
出てきた帽子も「魔法使いの弟子」の帽子だったし、
パンフレットにも
「20世紀初頭を舞台に活躍するプレストは、その全てを兼ね備えた偉大なマジシャン」
ってあるから、やっぱりそうなんだろうなあ。
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