忍者ブログ

カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

「ウォッチメン」を見てきました
なにかと話題の「ウォッチメン」を見てきました。
面白かったっすよー。

こういう原作付き作品の映画化の場合、
やっぱりどうしても原作再現度が気になるわけではあるけれど、
でもそれ以前にどうしても「一本の映画」として
成立させる、というのが一番大事な事だと思うんですよ。
そういった意味では、原作のあんなシーンとかこんなシーンが
カットされたりしてるけど、それも致し方なき事なのかなと。
実際あれをそのまんま映画にしたら、それこそ6時間は越えるだろうし、
初見の人には、意味不明な映画になりかねないし。

ただまあ、カットされてるとは言え、基本的なストーリーの部分は
ちゃんと抑えてあるわけでして、けっして「訳わからない」作品には
なっていなかったと思います。

逆に言うと原作も決して複雑難解な、ストーリーというわけでは無いんだろうね。
ストーリーとしては、大きな一本線があって、周辺の雑多な情報は、
それらは作品に対して「深み」を与える役割にすぎなかった、って事なのかな。
そしてその雑多な情報が、本作に「難解」という印象を与えていたのかもね。


まあそれでも、ローリーとコメディアンの葛藤とか
マンハッタンが火星に飛ぶあたりは、もうちょっと時間割いても
良かったんじゃないか?とは思う。
そしてこれをきっかけに、コミックスを手にとってくれる人が
少しでも増えるのなら、それはそれでいいのかも知れないね。

あーでも、ナイトオウルの寒冷地ファッションが変わってたのは、ちょっと許せん。
そして「どうしたんだい、ドク」のギャグが無くなってたのも、いかんよ。
あとオジマンディアスが見てたテレビ画面に、
ルーニーのマービン・ザ・マーシャンが映っていたね。
PR

コメント

コメントを書く