今日から公開の、「トランスフォーマー リベンジ」を見てきました。
以下はネタバレありの感想。
うーん…。
前作は本当に良く出来ていて、90点いや95点くらい
つけてもいいと思っているんだけれども、
今作は点数つけるとすると70…いや下手すると65点
くらいになってしまうかも知れない。
やっぱり期待値が高すぎたかなあ?
前作の良い所って、本当に初心者が見ても
TFの世界にすんなり入れる所だったと思うし、
それでいて筋金入りのTFマニアでも十分満足できる作りに
なっていた所だと思うんですよ。
そういう奇跡的なバランスを保っていたんだと思う。
冒頭の10分間でブラックアウトの変形シーンを
見せておいて、観客にインパクトを与えつつ、
「この映画にはこういうロボットが出てくるんですよ。
そしてそれは人類の敵なんですよ。」
というルールも、しっかり与えていた。
そして物語が進むと同時に、そのロボット達の
暗躍が明るみになっていくんだけれども、
実はロボットには、いい連中もいるんですよ、
というサプライズの部分もしっかりと残してあって、
観客と劇中人物が、ちゃんと共感できる作りになっていた。
また「無駄なコントシーン」と揶揄される
サムの家でのメガネ捜索のシーンにしたって、
あのシーンがあったからこそ、オートボットそれぞれの
キャラクター、彼らはただの戦闘マシーンでは無いんだよ、
というのを植えつけるのに成功していたと思う。
そしてそれら無駄なコントシーンが積み重ねられてきたからこそ、
クライマックスでのバトルにこの上ない爽快感、カタルシスが
与えられていたと思うんだ。
今作は、もちろん続編という事もあり、ロボット達の
正体はすでに観客達の知る所となっている、というハンデは
確かにあっただろうし、それでも冒頭の10分で
ちゃんと前作以上のインパクトを与えつつ、
「今回は戦闘をドカドカやりますよ」というアピールもしている。
それなのに
ストーリーが、ある程度前作を見てないと解らなくなっている。
これはまあしょうがない部分もあるんだけれども、
だったらあえてサムを脇役にして、初登場のキャラを
メインに持ってくるなどの配慮があっても
良かったんじゃないか、と思う。
そしてキャラクターが出すぎ。
前作でも多くて見分けつかない、と言われていたのを、
今回は4倍近く出てるらしいし、更に今回はコントシーンが
ほとんど無いので、新しいキャラクターがどういう性格なのか、
まるで知る術が無い。サイドスワイプとかアーシーとか、
ただバトルしているだけ。かろうじて性格づけを
与えられたスキッズとマッドフラップの双子も、
「うざいだけ」になってしまっている。
キャラクターが多いため、それぞれのキャラクター同士の絡みも、
どうしても少なくなってしまっている。
特にサムとバンブルの絡みは、もっとあって然るべきだと
思うんだけど、なんであんなに少なかったんだろう。
英語原題にもいるフォールンだけど、果たして今回登場させる
必要はあったのか?と思う。
年代として色々とおかしくなってるし、何よりメガトロンが
ただの部下になりさがってしまってる、ってのは
やっぱりまずいと思う。出すのなら、本当にクライマックスで
復活するくらいにした方が良かったんじゃないか?
(というか最初はそうなるんだと思っていた。
まさかあんなに冒頭に出てくるとは…。)
あとね、デバスターが結局誰とも戦わない、ってのはどーなのよ。
あれだけでかいキャラクターなんだから、もっと
びしばし戦わせないとまずいだろー。
ただピラミッド改造するだけなら、コンストラクティコンのままで
いーじゃないか。
そしてクライマックスでの、サムがマトリクスを持って
プライムに駆けつけるってシチュエーションは、
まんま前作の焼き直しなんだよなあ。
もっと捻ってほしかった。
なんというか、全体的に詰めが甘いという印象。
そういえば脚本製作中に脚本家のストライキがあったらしいけど、
もしかしてそれが影響してるのかなー。
ただまあ、あえて褒めるとするのならば、
太陽爆発してエネルゴン集めよう、なんてノリは、
ある意味初代そのまんまのノリだよな(笑)!
今回吹き替え版で見たんだけど、
キャストは基本的に前作のままでした。
ただスタースクリームだけは、どういうわけか
やたらと小物っぽい吹き替えに変更されておりました(笑)。
あとサウンドウェーブは、政宗さんでは無い。
多分郷里大輔さんです。
以下はネタバレありの感想。
うーん…。
前作は本当に良く出来ていて、90点いや95点くらい
つけてもいいと思っているんだけれども、
今作は点数つけるとすると70…いや下手すると65点
くらいになってしまうかも知れない。
やっぱり期待値が高すぎたかなあ?
前作の良い所って、本当に初心者が見ても
TFの世界にすんなり入れる所だったと思うし、
それでいて筋金入りのTFマニアでも十分満足できる作りに
なっていた所だと思うんですよ。
そういう奇跡的なバランスを保っていたんだと思う。
冒頭の10分間でブラックアウトの変形シーンを
見せておいて、観客にインパクトを与えつつ、
「この映画にはこういうロボットが出てくるんですよ。
そしてそれは人類の敵なんですよ。」
というルールも、しっかり与えていた。
そして物語が進むと同時に、そのロボット達の
暗躍が明るみになっていくんだけれども、
実はロボットには、いい連中もいるんですよ、
というサプライズの部分もしっかりと残してあって、
観客と劇中人物が、ちゃんと共感できる作りになっていた。
また「無駄なコントシーン」と揶揄される
サムの家でのメガネ捜索のシーンにしたって、
あのシーンがあったからこそ、オートボットそれぞれの
キャラクター、彼らはただの戦闘マシーンでは無いんだよ、
というのを植えつけるのに成功していたと思う。
そしてそれら無駄なコントシーンが積み重ねられてきたからこそ、
クライマックスでのバトルにこの上ない爽快感、カタルシスが
与えられていたと思うんだ。
今作は、もちろん続編という事もあり、ロボット達の
正体はすでに観客達の知る所となっている、というハンデは
確かにあっただろうし、それでも冒頭の10分で
ちゃんと前作以上のインパクトを与えつつ、
「今回は戦闘をドカドカやりますよ」というアピールもしている。
それなのに
ストーリーが、ある程度前作を見てないと解らなくなっている。
これはまあしょうがない部分もあるんだけれども、
だったらあえてサムを脇役にして、初登場のキャラを
メインに持ってくるなどの配慮があっても
良かったんじゃないか、と思う。
そしてキャラクターが出すぎ。
前作でも多くて見分けつかない、と言われていたのを、
今回は4倍近く出てるらしいし、更に今回はコントシーンが
ほとんど無いので、新しいキャラクターがどういう性格なのか、
まるで知る術が無い。サイドスワイプとかアーシーとか、
ただバトルしているだけ。かろうじて性格づけを
与えられたスキッズとマッドフラップの双子も、
「うざいだけ」になってしまっている。
キャラクターが多いため、それぞれのキャラクター同士の絡みも、
どうしても少なくなってしまっている。
特にサムとバンブルの絡みは、もっとあって然るべきだと
思うんだけど、なんであんなに少なかったんだろう。
英語原題にもいるフォールンだけど、果たして今回登場させる
必要はあったのか?と思う。
年代として色々とおかしくなってるし、何よりメガトロンが
ただの部下になりさがってしまってる、ってのは
やっぱりまずいと思う。出すのなら、本当にクライマックスで
復活するくらいにした方が良かったんじゃないか?
(というか最初はそうなるんだと思っていた。
まさかあんなに冒頭に出てくるとは…。)
あとね、デバスターが結局誰とも戦わない、ってのはどーなのよ。
あれだけでかいキャラクターなんだから、もっと
びしばし戦わせないとまずいだろー。
ただピラミッド改造するだけなら、コンストラクティコンのままで
いーじゃないか。
そしてクライマックスでの、サムがマトリクスを持って
プライムに駆けつけるってシチュエーションは、
まんま前作の焼き直しなんだよなあ。
もっと捻ってほしかった。
なんというか、全体的に詰めが甘いという印象。
そういえば脚本製作中に脚本家のストライキがあったらしいけど、
もしかしてそれが影響してるのかなー。
ただまあ、あえて褒めるとするのならば、
太陽爆発してエネルゴン集めよう、なんてノリは、
ある意味初代そのまんまのノリだよな(笑)!
今回吹き替え版で見たんだけど、
キャストは基本的に前作のままでした。
ただスタースクリームだけは、どういうわけか
やたらと小物っぽい吹き替えに変更されておりました(笑)。
あとサウンドウェーブは、政宗さんでは無い。
多分郷里大輔さんです。
PR
コメント
1. 相互リンクお願い
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/scenario-writer/
もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://sirube-note.com/scenario-writer/link/register/
今後ともよろしくお願い致します。
EEUDrdrg