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「その2」の続き
少し話は前後しますが、97~99年当時ともなると
もう自分の周りでも結構多くの友人がパソコンを持っていました。
しかし自分は、パソコンスクールには通ったりしていたのですが、
まだパソコン自体は持っておりませんでした
(ちなみにインターネットデビューはドリームキャストだ)。そんなある日、高校時代の友人、仮に「K」としておきますが、の家に
遊びに行ったのですが、なんと彼がiMacを持っていたのでした。
そこでiMacを見せてもらったり、PhotoshopやPainterを使わせてもらったりして、
パソコンで絵が描けるのかー、なんて感動していました。しばらくしてまた彼の家に遊びに行くと、
今度は「ホームページを立ち上げた」と言います。
正直その頃はまだホームページのなんたるかを分かっておらず、
なんか楽しそうな事なんだろうな、程度に思っていました。この辺かなり記憶が曖昧なんですが、
とにかくそうしたホームページに対する興味が、
いずれ「デクスターズラボ」と結びついていくわけですが、
実際にホームページが出来るにはもうちょっと時間がかかります。
というのも、99年に自分はようやくフリーターをやめて
就職をしたのでした。また続くよ
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「その1」からの続きデス。
いや実際問題、どうしてあそこまで「デクスターズラボ」に
ハマったのか、自分でも良くわからないんですよね。
当時は海外アニメを若干バカにしていたのは事実です。
でも考えてみると自分は、内心バカにしてたものに後から触れてみると、
すごく面白く思えてハマったりしたというような事が、実は結構ありました。それからなんだかんだで、海外アニメを受け入れる下地は
間違いなくあったんですよね。子供の頃は普通に
ハンナ・バーベラアニメとか放送してたのを見てましたし、
「トランスフォーマー」も好きだったし、
その後もディズニーの「美女と野獣」とか「アラジン」とか大好きで、
何度も映画館に通ったりしていました。またあの当時は無意識のうちにギャグ物を
好んで見ていたような記憶があります。
あの頃だと「激走戦隊カーレンジャー」「こどものおもちゃ」
「はれときどきぶた」などは好きで見ていました。
自分の中ではその延長上に「デクスターズラボ」があるんですよね。とにかく「デクスターズラボ」に対して真剣に向き合わないといけない、
と思ってからは、可能な限りは毎日見るようになりました。
そして「デクスターズラボ」がますます好きになっていったのです。そうしたある日、ちょっとした疑問が出てきました。
「これって第1話はどれなんだろう?」
途中から「デクスターズラボ」を見始めた自分にとっては、
どれが第一話でどれが最終回なのか、更に言えば全何話なのかも、
まるで分からなかったのです。
当時は「デクスターズラボ」を延々と放送していたので、
一度休止して再開した時にどこからやるのか…みたいな調査は出来ません。そこでまず全話をビデオに録画する事から始めました。
話がループするところまでを、抑えれば全何話なのかは分かります。
そして全部で51回分が放映されてるんだな、という事も突き止めました
(当時は第51話が放送されていなかったのですが、それを知るのは
もうちょっと後の話になります)。
そして第一話に関しては作画などから、第1話は
「未来からのメッセージ」だと特定が出来ました。普通ならここで満足するのでしょうが、自分は更にそこで
ある事を思いついてしまいました。
「他のみんなはデクスターのエピソードリストとかどうやって調べているんだろう?」
「どこかにまとまった情報があるのかな?」
「もし無いのなら、自分が作ってもいいんじゃないか?」
「そうすればデクスターの面白さを広めることが出来るぞ」
そう、自分で「デクスターズラボ」のホームページを
立ち上げようと思ってしまったのです。
また続く -
結局データが間違っていて、デクスターズラボ日本放送25周年は来年ですね。
お騒がせいたしました。
しかし日本カートゥーンネットワーク開局25周年は正しいわけで、
やっぱり随分たったなあ、と思う次第です。
この際なので、自分がカートゥーンにハマった頃の思い出とかを、
書いていこうかな、と思います。25年前というと自分はまだフリーターとして、
アルバイトをあれこれとやっていました。
自分の世代って、いわゆる「就職氷河期」の直後くらいなので、
就職するのが相当厳しかったんですよね。
もっとも自分の場合、他にやりたい事があったから、
あえて就職しなかったんだけれども。それはともかくそういう事情で、
時間だけはたっぷりあったんですね。それで自分の住んでる地域は地元ケーブルテレビ局があって、
我が家もそれに加入していました。
だからヒマさえあれば、ケーブルテレビばかり見てました。
ちなみに当時まだパソコンはそれなりに普及してきた頃だけど、
自分はまだ持っておりませんでした。そんなある日、「カートゥーンネットワークというのが開局する」
というのを、恐らくケーブルテレビの番組表で知ったのかな?
まあとにかく子供の頃からハンナ・バーベラ作品は見ていたし、
他にまだアニメ専門チャンネルも少なかったので
(確かキッズステーションはあったかな?アニマックスは無かったはず)、
まあちょこちょこと見ていたのです。当時のカートゥーンネットワークは、それこそハンナ・バーベラ作品と、
あとはワーナー系の作品を一日中やってたと思います。
それこそ番組の間にも、「リッピーとハーディー」とか「ワニのワリー」
みたいな作品も、穴埋め的にやっていました。
そういうのをズッと見ていたのを覚えています。
あと日本アニメもあったかな?いくつかあったと思います。
いずれにしても再放送ばかりで、面白さよりはむしろ
懐かしさで見ていましたまあそんな感じで、ケーブルテレビの色んなチャンネルを見るかたわら、
カートゥーンネットワークも時々見ていました。
そして(データが確かならば)1年ほど経って、
「カートゥーンネットワークオリジナル作品登場!」という
宣伝が流れました。それが「デクスターズラボ」。しかし当時はまだそこまで海外アニメが好きだったわけでは無く、
ハンナ・バーベラ作品は懐かしかったから見てるけど、
オリジナル新作とか特に興味も無いし、絵柄も独特なので、
特に興味がわかなかったんですね。「ふーん」って感じ。
だから「デクスターズラボ」の放送が始まっても、
最初の頃は見ていなかったです。しばらくしたある日、カートゥーンネットワークをつけたら、
たまたま「デクスターズラボ」を放送していました。
今でもハッキリ覚えていますが、「見つめないで」のエピソードでした。
ただ誰が主人公かもわからないし、どういうシチュエーションなのかも分からない。
目のでかい女の子が主人公らしき少年(デクスター)に、
ただただつきまとっているだけだし、足の長い女の子(ディディ)が
最後に天使になって弓矢を打って終わり、というのも良くわかりませんでした。
その時の感想は「なんだこれ?」でしたね。でもその中に何かちょっと惹かれる物があったんでしょうかね、
それからは「デクスターズラボ」をちょこちょこ見るようになりました。
デクスターとディディやラボなどの設定も分かるようになり、
段々と楽しむようになってきました。
でもこの時はまだ単純に「楽しんでいる」だけでした。さてそこからまたしばらく経ってのこと。
時々「デクスターズラボ」を見るようになっていたのですが、
その時見たのが「謎のラボを持つ男」の回。
これがその後の運命を変えることになるのです。元々「デクスターズラボ」は普段から理不尽だったり
シュールだったりするんですが、この回は冒頭の日常生活から
一気にデクスターの妄想とも言うべきスパイ映画の世界へと急展開。
そこでの活躍を経た上で、一気にいつもどおりの世界へと戻ってくる
そのセンスとテンポがとにかくスゴかったのです。
また劇中にあるカメラ手裏剣のアイデアに、本当に驚かされたんですよね。
飛んでくる写真を避けながらのアクション、そして壁に刺さった写真には
そのアクションが、一枚一枚映っているというアイデア。
まさに衝撃でした。カルチャーショックでした。
当時まだどこか海外アニメをバカにして見ていた自分の中の、
何かがガラガラと崩れ落ちるのがハッキリわかりました。「これはこの作品に真剣に向き合わないといけないぞ」
と決意させられる事になったのです。続きはまたそのうちに。
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もしかして今年2002年って、日本カートゥーンネットワーク開局25周年であり、
同時に「デクスターズラボ」日本放送25周年なんじゃないかしら…。
訂正:デクスターズラボの日本初放送は、98年みたいですね。
つまり来年が25周年になります。あ、サムライジャックとホームムービーズが日本放送20周年だ…
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年末の忙しいさなか、読んでました。
キン肉マンの次の連載というだけあって、
連載スタートから3連続でカラーページをもらっているなど、
破格の高待遇で始まった本作ですが、それでも人気が出ず、
一年持たずに打ち切られたのは割と有名な話。実際アイデア自体は悪くないと思うし、
ハッタリも効いてていい感じだなと思うんですけど、
そこがジャンプの恐ろしさというべきでしょうか。ただ読んでいて気になるのは、妖怪の能力とは別に
特殊能力を持つグッズがあって、ちょっと万能すぎるかな、という所と、
その2つがあるせいで、焦点がボケてしまっているかな、という所。あとこの頃のゆでたまごのマンガって、セリフが妙に説明的で、
読むのが結構大変なんですよね。
なんかシナリオのト書きをそのままセリフにしてる感じ。
この辺近年のキン肉マンが、セリフを最小限にして
絵で見せる構成にしてるのとは、割と対照的でしょうか。絵はでもやっぱり上手くて、ハッタリ感とインパクトのある
すごい迫力ある絵になっています。まあ色々惜しかった一作ということでしょうかね。
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昨日だったかTwitterで
「日本とアメリカの擬人化はやっぱ違うなあ」
みたいに言ってた人がいたんですよね。
ただそこで例として出されてたのが、けものフレンズと映画キャッツで、
それはさすがにアニメと実写だから、比較する事自体がおかしいよな、と思いました。
でも改めて考えると、カートゥーンってあまり擬人化キャラいないんですよね。
いない事は無いけど、ちょっとすぐには出てこない。カートゥーンとかって、動物を出す時は擬人化とかしないで、
そのまま出すことがほとんどだと思うんですよ。
スクービー・ドゥーだってそうだし、カーレッジも犬そのもの。
ただ「擬人化」って本来は、動物とか物を人間と同じように
動いたり喋ったりさせる事なので、そういう意味では
トムとジェリーもミッキーマウスも、十分「擬人化」だと思うんです。だから「擬人化」の定義そのものが違っているのかな。
でもカートゥーンの動物キャラって本当上手くて、
その動物の特徴を抑えつつ、動かしたりしているんですよね。
こうした動物キャラクターの出し方は、カートゥーンの方が
慣れているし上手いと思います。 -
12月27~29日までやってたドラマ版の話。
昨年のドラマ版が好評だったから、またやるだろうな、
とは思っていたんですよね。
ただそこでジョジョ本編の「チープトリック」を実写化する、
と知って、さすがに驚きました。
だってこのドラマ版だと「スタンド」という概念を出していないから、
そこをどう処理するのか疑問だったんですよね
(露伴はヘブンズドアーを使えるけど「スタンド」とは呼称していない)。
だから今回は特にチープトリックが一番楽しみでしたね。いやあ、完全にやられましたわ。
「スタンド」という概念を出さずにチープトリックの話を
あそこまで忠実に再現できるとは!元々「スタンド」自体が「超能力」の言い換えという面はあるから、
それを「妖怪」に言い換えても、全然通じてしまうんですな。
そして全体を通じて出てくる「六壁坂」の「坂」から
「黄泉平坂」を連想して、そこを「振り返ってはいけない小道」に
繋げるという見事な構成!いや感服しましたわ。そしてチープトリック本体はどうするのかと思ってたら、
まさかの役者がそのまま演じるという方式。
しかしだからこそ逆に怖くなっているというのが、
もう本当にスゴイ。今回はこの「チープトリック」が見れただけで、十分満足です。
そしてこの調子で、チンチロリンとかジャンケンの話も
実写化してほしいなあ、と思う次第であります。 -
Rest in Peace Derrick J. Wyatt – Transformers Animated Director Unexpectedly Passes Away
「トランスフォーマーアニメイテッド」や「ティーン・タイタンズ」の
キャラクターデザインをされていたDerrick J. Wyattが亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
アニメイテッドはあのキャラクターデザインだったから
好きだったんですよね。残念です。 -
「♪ファミコンウォーズが出ーるぞ」のCMを知ってる人は、
もう結構な年だと思います。
ともかくそれのスーファミ版。
いわゆるウォーシミュレーションというヤツです。
結構本格的でかなり面白いです、これ。
面白いんですけど…
- 1ステージに結構時間がかかる
- ターンが長引くと膠着状態に陥りやすい
- ストーリーとか無いので淡々と進む
とまあ結構面倒くさくなってくるのが難点。
いや本当面白いんですけどね。
なので将棋みたいに、たまーに引っ張り出してきて
1ステージだけちょっと遊ぶ、みたいなやり方が
いいのかもしれないですね。