12月27~29日までやってたドラマ版の話。
昨年のドラマ版が好評だったから、またやるだろうな、
とは思っていたんですよね。
ただそこでジョジョ本編の「チープトリック」を実写化する、
と知って、さすがに驚きました。
だってこのドラマ版だと「スタンド」という概念を出していないから、
そこをどう処理するのか疑問だったんですよね
(露伴はヘブンズドアーを使えるけど「スタンド」とは呼称していない)。
だから今回は特にチープトリックが一番楽しみでしたね。
いやあ、完全にやられましたわ。
「スタンド」という概念を出さずにチープトリックの話を
あそこまで忠実に再現できるとは!
元々「スタンド」自体が「超能力」の言い換えという面はあるから、
それを「妖怪」に言い換えても、全然通じてしまうんですな。
そして全体を通じて出てくる「六壁坂」の「坂」から
「黄泉平坂」を連想して、そこを「振り返ってはいけない小道」に
繋げるという見事な構成!いや感服しましたわ。
そしてチープトリック本体はどうするのかと思ってたら、
まさかの役者がそのまま演じるという方式。
しかしだからこそ逆に怖くなっているというのが、
もう本当にスゴイ。
今回はこの「チープトリック」が見れただけで、十分満足です。
そしてこの調子で、チンチロリンとかジャンケンの話も
実写化してほしいなあ、と思う次第であります。
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