年末の忙しいさなか、読んでました。
キン肉マンの次の連載というだけあって、
連載スタートから3連続でカラーページをもらっているなど、
破格の高待遇で始まった本作ですが、それでも人気が出ず、
一年持たずに打ち切られたのは割と有名な話。
実際アイデア自体は悪くないと思うし、
ハッタリも効いてていい感じだなと思うんですけど、
そこがジャンプの恐ろしさというべきでしょうか。
ただ読んでいて気になるのは、妖怪の能力とは別に
特殊能力を持つグッズがあって、ちょっと万能すぎるかな、という所と、
その2つがあるせいで、焦点がボケてしまっているかな、という所。
あとこの頃のゆでたまごのマンガって、セリフが妙に説明的で、
読むのが結構大変なんですよね。
なんかシナリオのト書きをそのままセリフにしてる感じ。
この辺近年のキン肉マンが、セリフを最小限にして
絵で見せる構成にしてるのとは、割と対照的でしょうか。
絵はでもやっぱり上手くて、ハッタリ感とインパクトのある
すごい迫力ある絵になっています。
まあ色々惜しかった一作ということでしょうかね。
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