"思い出"カテゴリーの記事一覧
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「その3」からの続きですわ
「ホームページを作りたいなー」という願望をうっすらと
抱くようになったのですが、丁度その頃、99年の秋だったでしょうか、
個人的なことですがようやく就職をしたのです。やりたかった事がなかなか上手くいかず、また資金の面からも
さすがにつらくなってきたので…ですね。
就職先は郊外の玩具店なので、まあそれなりに
自分には合っていたのですが、シフト制なので連休が無く、
なんだかんだと大変ではありました。ちなみにこの店ではテレビゲーム担当だったのですが、
店頭で配布するチラシ兼カレンダーも作ったりしました。
そこで一度、デクスターとかをカレンダーに
載せたりしたこともあるのですが、
果たして知っている人はいるのだろうか…。話を戻します。
まあそんなこんなで忙しかったのですが、
でも「デクスターズラボ」のホームページを作りたい、
という思いはあったので、まずはそのための準備を
進めることにしました。準備といっても大したことでは無いのですが、
まずはどういった形式にするか、という事。
自分としては「デクスターズラボ」のデータ的な
ホームページにしたい、というのがあったので、
とにかくエピソードガイドを作成することにしました。
そのために録画してあったビデオを1話から見て、
1話ずつのあらすじと感想を、ノートに書き留めていったのです。
このノート、多分今でもまだ探せばあるかなあ。
簡単に「書き留める」とは言いましたけど、ご存知の通り
全部で51話あったので、それなりに大変な作業でありました。また休みの時には先述のKの家にいって、
ホームページについて、色々と話を聞いたり相談したりしたのです。
そうしてまずは自分の別の趣味サイトを開設、
「デクスターズラボ」については、そこを運営しつつ、
様子を見ながらサイトのコーナーとしてやっていこう、
という話になりました。ホームページの制作については、まずはKにお願いして、
サーバー(当時はジオシティ)の取得や、
全体の雛形制作などを、やってもらいました。
本当に感謝しております。その後1年くらいして務めていた店を退職。
パソコンスクールでホームページについて学びつつ、
Kの所にも行って、制作などを進めました
(まだパソコンは持ってなかったはず)。そんなこんなで2001年の1月29日、Yahooジオシティ内に、
初のサイトである「華麗なる足跡」を立ち上げ、
そして5月19日には、デクスターズラボのコーナーである
「デクスター堂本舗」を立ち上げたのでした。続く…かもしれない
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「その2」の続き
少し話は前後しますが、97~99年当時ともなると
もう自分の周りでも結構多くの友人がパソコンを持っていました。
しかし自分は、パソコンスクールには通ったりしていたのですが、
まだパソコン自体は持っておりませんでした
(ちなみにインターネットデビューはドリームキャストだ)。そんなある日、高校時代の友人、仮に「K」としておきますが、の家に
遊びに行ったのですが、なんと彼がiMacを持っていたのでした。
そこでiMacを見せてもらったり、PhotoshopやPainterを使わせてもらったりして、
パソコンで絵が描けるのかー、なんて感動していました。しばらくしてまた彼の家に遊びに行くと、
今度は「ホームページを立ち上げた」と言います。
正直その頃はまだホームページのなんたるかを分かっておらず、
なんか楽しそうな事なんだろうな、程度に思っていました。この辺かなり記憶が曖昧なんですが、
とにかくそうしたホームページに対する興味が、
いずれ「デクスターズラボ」と結びついていくわけですが、
実際にホームページが出来るにはもうちょっと時間がかかります。
というのも、99年に自分はようやくフリーターをやめて
就職をしたのでした。また続くよ
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「その1」からの続きデス。
いや実際問題、どうしてあそこまで「デクスターズラボ」に
ハマったのか、自分でも良くわからないんですよね。
当時は海外アニメを若干バカにしていたのは事実です。
でも考えてみると自分は、内心バカにしてたものに後から触れてみると、
すごく面白く思えてハマったりしたというような事が、実は結構ありました。それからなんだかんだで、海外アニメを受け入れる下地は
間違いなくあったんですよね。子供の頃は普通に
ハンナ・バーベラアニメとか放送してたのを見てましたし、
「トランスフォーマー」も好きだったし、
その後もディズニーの「美女と野獣」とか「アラジン」とか大好きで、
何度も映画館に通ったりしていました。またあの当時は無意識のうちにギャグ物を
好んで見ていたような記憶があります。
あの頃だと「激走戦隊カーレンジャー」「こどものおもちゃ」
「はれときどきぶた」などは好きで見ていました。
自分の中ではその延長上に「デクスターズラボ」があるんですよね。とにかく「デクスターズラボ」に対して真剣に向き合わないといけない、
と思ってからは、可能な限りは毎日見るようになりました。
そして「デクスターズラボ」がますます好きになっていったのです。そうしたある日、ちょっとした疑問が出てきました。
「これって第1話はどれなんだろう?」
途中から「デクスターズラボ」を見始めた自分にとっては、
どれが第一話でどれが最終回なのか、更に言えば全何話なのかも、
まるで分からなかったのです。
当時は「デクスターズラボ」を延々と放送していたので、
一度休止して再開した時にどこからやるのか…みたいな調査は出来ません。そこでまず全話をビデオに録画する事から始めました。
話がループするところまでを、抑えれば全何話なのかは分かります。
そして全部で51回分が放映されてるんだな、という事も突き止めました
(当時は第51話が放送されていなかったのですが、それを知るのは
もうちょっと後の話になります)。
そして第一話に関しては作画などから、第1話は
「未来からのメッセージ」だと特定が出来ました。普通ならここで満足するのでしょうが、自分は更にそこで
ある事を思いついてしまいました。
「他のみんなはデクスターのエピソードリストとかどうやって調べているんだろう?」
「どこかにまとまった情報があるのかな?」
「もし無いのなら、自分が作ってもいいんじゃないか?」
「そうすればデクスターの面白さを広めることが出来るぞ」
そう、自分で「デクスターズラボ」のホームページを
立ち上げようと思ってしまったのです。
また続く -
結局データが間違っていて、デクスターズラボ日本放送25周年は来年ですね。
お騒がせいたしました。
しかし日本カートゥーンネットワーク開局25周年は正しいわけで、
やっぱり随分たったなあ、と思う次第です。
この際なので、自分がカートゥーンにハマった頃の思い出とかを、
書いていこうかな、と思います。25年前というと自分はまだフリーターとして、
アルバイトをあれこれとやっていました。
自分の世代って、いわゆる「就職氷河期」の直後くらいなので、
就職するのが相当厳しかったんですよね。
もっとも自分の場合、他にやりたい事があったから、
あえて就職しなかったんだけれども。それはともかくそういう事情で、
時間だけはたっぷりあったんですね。それで自分の住んでる地域は地元ケーブルテレビ局があって、
我が家もそれに加入していました。
だからヒマさえあれば、ケーブルテレビばかり見てました。
ちなみに当時まだパソコンはそれなりに普及してきた頃だけど、
自分はまだ持っておりませんでした。そんなある日、「カートゥーンネットワークというのが開局する」
というのを、恐らくケーブルテレビの番組表で知ったのかな?
まあとにかく子供の頃からハンナ・バーベラ作品は見ていたし、
他にまだアニメ専門チャンネルも少なかったので
(確かキッズステーションはあったかな?アニマックスは無かったはず)、
まあちょこちょこと見ていたのです。当時のカートゥーンネットワークは、それこそハンナ・バーベラ作品と、
あとはワーナー系の作品を一日中やってたと思います。
それこそ番組の間にも、「リッピーとハーディー」とか「ワニのワリー」
みたいな作品も、穴埋め的にやっていました。
そういうのをズッと見ていたのを覚えています。
あと日本アニメもあったかな?いくつかあったと思います。
いずれにしても再放送ばかりで、面白さよりはむしろ
懐かしさで見ていましたまあそんな感じで、ケーブルテレビの色んなチャンネルを見るかたわら、
カートゥーンネットワークも時々見ていました。
そして(データが確かならば)1年ほど経って、
「カートゥーンネットワークオリジナル作品登場!」という
宣伝が流れました。それが「デクスターズラボ」。しかし当時はまだそこまで海外アニメが好きだったわけでは無く、
ハンナ・バーベラ作品は懐かしかったから見てるけど、
オリジナル新作とか特に興味も無いし、絵柄も独特なので、
特に興味がわかなかったんですね。「ふーん」って感じ。
だから「デクスターズラボ」の放送が始まっても、
最初の頃は見ていなかったです。しばらくしたある日、カートゥーンネットワークをつけたら、
たまたま「デクスターズラボ」を放送していました。
今でもハッキリ覚えていますが、「見つめないで」のエピソードでした。
ただ誰が主人公かもわからないし、どういうシチュエーションなのかも分からない。
目のでかい女の子が主人公らしき少年(デクスター)に、
ただただつきまとっているだけだし、足の長い女の子(ディディ)が
最後に天使になって弓矢を打って終わり、というのも良くわかりませんでした。
その時の感想は「なんだこれ?」でしたね。でもその中に何かちょっと惹かれる物があったんでしょうかね、
それからは「デクスターズラボ」をちょこちょこ見るようになりました。
デクスターとディディやラボなどの設定も分かるようになり、
段々と楽しむようになってきました。
でもこの時はまだ単純に「楽しんでいる」だけでした。さてそこからまたしばらく経ってのこと。
時々「デクスターズラボ」を見るようになっていたのですが、
その時見たのが「謎のラボを持つ男」の回。
これがその後の運命を変えることになるのです。元々「デクスターズラボ」は普段から理不尽だったり
シュールだったりするんですが、この回は冒頭の日常生活から
一気にデクスターの妄想とも言うべきスパイ映画の世界へと急展開。
そこでの活躍を経た上で、一気にいつもどおりの世界へと戻ってくる
そのセンスとテンポがとにかくスゴかったのです。
また劇中にあるカメラ手裏剣のアイデアに、本当に驚かされたんですよね。
飛んでくる写真を避けながらのアクション、そして壁に刺さった写真には
そのアクションが、一枚一枚映っているというアイデア。
まさに衝撃でした。カルチャーショックでした。
当時まだどこか海外アニメをバカにして見ていた自分の中の、
何かがガラガラと崩れ落ちるのがハッキリわかりました。「これはこの作品に真剣に向き合わないといけないぞ」
と決意させられる事になったのです。続きはまたそのうちに。