"カートゥーン"カテゴリーの記事一覧
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翻訳といえば一時期吹き替え物はアドリブがもてはやされていましたけど、
やっぱり最近はそういうアドリブもなかなか難しいみたいで。
まず第一に口が動いてないのに喋ることがおかしいし、
キャラクターの設定とかも勝手に変えることは出来ない。
特に昨今は一つの作品から商売的にいろんな展開が
なされることも多いので、うかつな事はまあできない。
実際カーレッジくんも原語ではほとんど喋っていないのを、
日本語版では菅原淳一さんがあのようなキャラにしたわけで。
でも本編見ると喋れるのにミュリエルとかと会話ができない、
というようになってるのは、確かにおかしいんですよね。
まあカートゥーンならある程度は許されるんでしょうけれど。
特に玩具とかの絡みがあるような場合は、
キャラクターの名前もうかつに変更はできないので、
まあ確かに大変なんだろうなと。
そういう色々な制限がある中で、日本語として最大限面白い作品に
なるように仕上げてくる、制作スタッフの皆さんには
本当に感謝しか無いわけです。
…翻訳で唐突に思い出しましたけど、
カーレッジくんの「うみねこキャッツ」の回で
「爆発するお茶」が出てくるんですけど、
これ原語だと「TEA・N・TEA」になっている。
つまり「TNT」ってダジャレだったんですよね。
でも日本語ではさすがに難しかったのか「チャッチャッチャッ」と
翻訳されていたことに、先日見返していて気づきました。
こういうちょっとした所にニュアンスを伝えるのは、
本当に大変ですよね。PR -
昨日の「ココとココア」でも書いたんですけど、
こういう翻訳の問題って、カートゥーンとかでは
どうしても付きまとう問題ですよね。
ココに関してはなんとか上手くいった例なんだと思いますけど、
もしかしたら他にちゃんと訳されてないダジャレとか
実は結構あるのかもしれない。
そういうのを考えると、やっぱり原語で聞くのが
一番だとなりますよね。
「デクスターズラボ」でも本当はデクスターはロシア訛りが
入っているという設定があるんですが、
だけど日本語でそれをどう再現するのか?
という問題があるわけです。
結局ロシア訛りは無しになったんですけど、
でも後になって「変な喋り方するな」の回のように、
ロシア訛りであるということが生かされる話が出てしまった。
幸いデクスターは割と変な喋り方だったので、
そこまで違和感無く日本語になっていましたが。
前も南部訛りについてちょっと書きましたけど、
こういう「訛り」も海外アニメでは良く出てくる題材ですよね。
あと誤訳?というわけでは無いけれど、
サムライジャックの母親問題。
第一話でジャックの父親が「母上、頼みますぞ!」
というセリフがあるので、てっきりその女性は
ジャックの祖母なのかと思ったんですけど、
でも後のエピソード見る限りでは、実は単純に母親だったと。
これなんか「MOTHER」をどう訳すのか?誰の視点からなのか?
というのがポイントになってくるはずなんですよね。
ただ普通はそういうキャラクターの設定などは
本国からもらっているんだと思うんですけど、
ごくまれに抜けていたりする事もあるようで。
例えばかの有名な「ハリーポッター」シリーズで、
ハリーがすんでいる家の「おばさん」は
ハリーの母親の姉妹なんですけど、それが果たして「姉」なのか「妹」なのか。
これ確か日本語で翻訳したのと、結果的に「逆」になっちゃったはずなんですよね。
もっとも英語では姉妹は単純に「SISTER」なので、
どちらが年上か年下か、というのはわからないんですよね。
日本語だと「叔母さん」「伯母さん」「小母さん」で
全部意味が違ってきます。
こういうのも文化の違いですよね。
海外アニメとか映画を見るときは、そういう所にも
注意を払うようにすると、またちょっと違った面白さが
出てくるかもしれません。 -
昨日NintendoSwitchで発表になったこれですけど、
これって今日本のCNでもやってるやつですよね?
DCスーパーヒーローガールズ
元々はNetflixでやってたのかな?
さすがに詳しいことはわからないけど、
でも先日のサムライジャックのゲームもそうでしたけど、
カートゥーンのゲームもなんだかんだで
増えてきましたね。まあいい事です。
そういえば少し前にはトランスフォーマーG1の
すごいリアルなゲームもあったように覚えてます。
古い話では、デクスターズラボとかは
ゲームボーイアドバンスのがあったと思うんですけど、
ただGBAって確かあれ、日本発売のだと海外のソフトが動かない、
みたいな仕様があったはずなんですよね。
それで当時散々海外仕様GBAを買おうかどうしようか
悩んだ記憶があります。
もともと海外向けのソフトですから、そういう部分は
仕方ないんですけどね。
ただニンテンドーDSになってからは日本で買えるハードでも
海外のソフトが動くようになって、それで
トランスフォーマーアニメイテッドのゲームをやってましたね。
懐かしいなあ。
ちなみに今はなぜか「メダロット9」をやっていたり。
なんだかんだでゲーマーなんですよね。 -
最近は毎日のようにフォスターズホームを見ています。
やっぱり面白いね!
まあその面白さについては今更語るまでもないんですが、
見返していてちょっと気になったことが。
「フォスターズホーム」の建物の作りって、
アメリカというよりはヨーロッパ的な感じだと思うんですよね。
そういえばヘリマンは「マダム」フォスターと呼んでいる。
男の人を呼ぶ時には「ムッシュ」と呼んでいるから、
やっぱりヨーロッパの文化を
イメージしているんでしょうか?
(でもフランキーの事はなぜか「ミス」なんだよな)
こういう感覚って、やっぱり日本人にはなかなか
理解できない部分だと思うんですよね。
例えれば、日本のアニメで中国風の建物とかが
出てくるようなイメージなのでしょうか。
いずれにせよ、やっぱり「どこか違う」感覚が
付与されているんだと思います。
本当は原語だとどこの訛りで喋っているとか、
結構違いがあるのかもしれないんですよね。
そうなるともう完全に分かりません。
その昔は例えばアメリカの南部訛りとかが出てくると、
わざと田舎者のように訳していたみたいですけど、
でも今の時代にそれをやってしまうと、
余計な偏見を生みかねないわけです。
制作スタッフさんは、結構そういう所に敏感なんですよね。
いずれにしても、こうした海外作品だと
文化の壁のようなものがどうしても存在します。
そういう所を読み解いていくことも、
カートゥーンを見るうえでの楽しみなんですよね。
そういえば先日Twitterで海外の人が
「日本のアニメにはカエルがシャツに貼り付くものがある。あれだけは分からない。」
と言ってました。「ど根性ガエル」の事なんでしょうけど、
でもそれを言ったら、
「子供が想像で生み出したフレンドを引き取って縁組させる家の話」とか
「兄が鶏で妹が牛の兄妹の話」もどうかと思うんですよね。
そのへんはもうお互い様だと思います。 -
そういえばトムとジェリーの映画やるんですよね。
「トムとジェリー」公式サイト
フルCGじゃなくて、実写とアニメを合成するパターン。
「ロジャー・ラビット」と言えばわかりやすいのかな?
でも実写との合成はすでに「錨を上げて」でやってるから、
これは「初」ってわけじゃないんですよね。
声優も一部タレントさんを起用するみたいだけど、
でもほとんどのキャストは声優さんみたいですね
animate times:トムとジェリー|吹き替え声優・映画・最新情報一覧
トムとジェリーの声は…
多分今回は喋らずに鳴き声だけになるんじゃないかなあ。
人間と一緒のシーンが多そうだから、
喋るとなんか変な感じになりそうな気がします。 -
Twitterの方でフォロワーさんに「ほえよ!0011」の事について
聞かれたので、ちょっと調べておいたののまとめ。
0011(ラッチー)=富山敬
ドラ子=山本圭子
ナレーション=緒方賢一
部長=神山卓三
ローズマリーちゃんがちょっと分からないなあ。誰だろう。
向井真理子さん系の高い声なんだけど。
でも「ほえよ!0011」ってハンナ・バーベラ作品では
比較的メジャーな方だと思うんだけど、
それでもネットに情報が全然無い、ってのは
やっぱりちょっとマズイ状況なのかなあ。
国産アニメだとまあ誰かが調べてるんだけど、
海外アニメは放送時期によってはタイトルが
違ってたりすることもあって、
あまりまとまってないんだよな。
こういうのなんとかしていきたいんだけど、
うかつに手を出すと泥沼になりそうな予感。
「放送時期でタイトルが違う」で思い出したけど、
「ほえよ!0011」って「秘密指令0011」ってタイトルで
放送されてた事ありました?
いやネットで調べると、そっちのタイトルが
結構ひっかかるんだけど、個人的にあまり聞いた事が無くて。
「秘密探偵クルクル」は「秘密探偵001」の
タイトルだったから、そっちとごっちゃにされてるのかなあ。
ただ本当にやってない可能性も無くはないので、
まああまり断言できないのでありますよな。 -
今回のサムライジャック再放送は、26話までなのね。
どうせなら最後までやってくれればいいのに。
というかフォスターズホームを見るのに忙しくて、
まだ全然見てないよ。
まあゆっくり見ていくとしますかね。 -
最近深夜にCNでサムライジャックとフォスターズホームを
放映しているので、録画して見ています。
サムライジャックはやっぱりかっこいいよね。
ゲンディのアクションは、やっぱり最高よ。
ところで今回の放映、おそらくゲームが出るから
それのタイアップの面があると思うんだ。
ところで数年前にあちらでサムライジャックの
新シーズンが作られて完結した、という話を
聞いたけど、どうなったんだろう。
さすがに日本ではやらないよなあ。
アク役の菅原文太さんも亡くなられてるし。
一方のフォスターズホームも本当くだらなくて最高。
話が全然予想不可能な方向に転がっていくのが
見ていて飽きないよね。
そして改めて見ると、やっぱり両作品とも
美術が素晴らしい!この辺はやっぱり
カートゥーンならではのアートの美しさだと思います。
ところでカートゥーンネットワークの録画、
何故か失敗することが何度かあったり。
他のチャンネルでは録画失敗とかないんだけど、
カートゥーンネットワークだともう2~3回録画失敗が発生してる。
何か電波障害が起きてるわけじゃないと思うんだけどな。 -
何年か前、「おそ松さん」の最初のヤツを放送していた時だったと思うんですよ。
なんか「チキチキマシン」のパロディをやったらしいんですよね。
それはいいんだけど、その直後くらいにTwitterで
「赤塚不二夫繋がりだからチキチキマシンパロディやったのか」
みたいな書き込みを目にして、文字通り目が点になりました。
チキチキマシンと赤塚不二夫って何か関係あるの?
それでちょっと調べてみたら、Wikipediaの
チキチキマシンのページに…
「各マシンの名前をつけたのは赤塚不二夫」
って書かれてるんですよ。
いや待って、そんな話聞いたことが無い。
大体チキチキマシンの生みの親である高桑慎一郎さんの
「ケンケンと愉快な仲間たち」に、
そんな事は書かれていない。むしろ高桑慎一郎さんが
当時のプロデューサーと一緒になって名前をつけた、
という事がハッキリ書かれてるんですよね。
赤塚不二夫どこから出てきたの??
そういう話がWikipediaに書かれちゃってるのはマズイ。
なので「ケンケンと愉快な仲間たち」の該当ページを
スマホで撮影して、その画像とともにツイートをして、
そのツイートをしばらく固定しておきました。
そうしたらしばらく経ってですが、ようやくWikipediaの
該当部分が削除された、ということがあります。
本当は自分で編集すればいいんだけどね、Wikipediaだから。
さて話はまた変わって。
「ペッパピッグ」って一時期CNでも放送されてましたよね。
今はディズニーだかどこだかで放映されてる番組。
そのWikipediaページに、今現在こんな事が書かれてるんですよ。
日本ではカートゥーン ネットワークで一時放送されていたが、2011年に音響監督であった高桑慎一郎が死去したことに伴い放送を終了した。
いや待って、どういう事???
カートゥーンネットワークで放映されてたのは確かだけど、
それと高桑慎一郎さんは関係なくない?
それとも音響監督さんを、やられていたの?
でも2005年くらいに高桑慎一郎さんにインタビューした事あったけど、
その頃でもうかなりご高齢だったし、仕事も引退されてたはずで、
音響監督やってたとは思えないんだよなあ。
それにもし音響監督やられてたんなら、当時かなり話題に
なってたと思うんですよね。
大体音響監督が亡くなったくらいで、作品の放映って
やめるものなんでしょうか?いまや原作者が亡くなっても
続いているテレビ番組だってあるというのに。
これもどこが情報元なのかまるで不明です。
だからこうやって書いておくことで、誰か修正してくれること
期待しておきます(自分でやれ)。
ところで今ペッパピッグって、結構玩具出てるんすね。
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「スーパースリー」のフリー、「秘密探偵クルクル」のクルクル、
など多くのカートゥーンキャラクターの声、そして主題歌を担当された、
石川進さんが亡くなられました。
石川さんには数年前の「TOONGUIDE5」のインタビューの時に
お会いした事があるのですが、その時に当時と全く変わらない
声だった事に大変驚き、また昔の事を詳細に覚えておられた
その記憶力にただただ驚くばかりでした。
カートゥーンだけでなく、「オバケのQ太郎」や「ど根性ガエル」など、
日本のアニソン史においてもとても重要な方だったと言えます。
合掌。