いまYoutubeのカートゥーンネットワーク公式で
毎週「KNDハチャメチャ大作戦」を配信しているので見てます。
それで改めて思ったんですけど、
この番組、多分シーズン1とシーズン2以降で
明確に設定を変えてる部分がありますよね。
具体的には…シーズン1ではナンバー1から5達が
基本KNDの全てであり、本部だということ。
つまり組織としては、実はそこまで大きくない。
ナンバー30Cなどの別メンバーもいるけど、
彼らは個人個人?で活躍しているっぽい。
一方シーズン2以降は、KNDはとても大きな組織になっている。
本部は月面にあって、ナンバー1~5はそこの
「セクターV」という部隊の一員にすぎない。
これ結構大きな違いだと思いますよ。
シーズン1の時は、ナンバー1~5以外のメンバーはほぼいなくて、
だからこそブラッドリーをナンバー6に任命することが出来たんですよ。
でもシーズン1が終わってシーズン2を作る時に、
世界観を更に広げるために、KNDを巨大な組織にして、
他にも同様のメンバーがたくさんいる、という事にするために
「セクターV」という設定が出てきたんだと思います。
もっともそのせいで、なんでヒラメンバーが「ナンバー1なのか?」、
って問題が出てきちゃって、そこは後付で
「オペレーションZ.E.R.O.」で解決させたわけだけれど、
いずれにしても結果色んな齟齬が出てきちゃったのは間違いないと思います。
あと見逃せないのが、ティーンエイジャー周りですよね。
シーズン1の時のティーンエイジャー回は、結局勘違いみたいな感じで
終わったんですけど、シーズン2以降では明確に「敵」にされた。
でもその結果、「KNDは12歳になったらやめないといけない」
「やめる時には記憶を消される」などなどの設定が整理されて
数々の名作が出てきたと思います。
そういう意味で一番割を食ったのは、4話「カウガールを救え!」に
出てきたラッソラスだと思うんですよね。
彼女は大人になったまま大人と戦い続けているという、
ある意味かなり重要なキャラクターなんだけど、
シーズン2以降の設定には上手く馴染まなかったんだと思います。
なっちゃったと思うんですよね。
だからKNDキャラの中では、珍しく後に全く出番が無い。
やっぱり大人はあくまでも「敵」にしよう、という
統一がなされたんだと思います。
まあ改めて見ると、色々な発見があるな、という話です。
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