"ジャパニメイテッド"カテゴリーの記事一覧
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「クモ女の心」
最近ギャグ吹き替えが無くなってきているのは、
素直に嬉しいし、是非ともこの路線を続けてはほしいのだけれども、
それだったら最初っから真面目に吹き替えやってくれてればなあ、
と思ってしまうのもまた事実。
普通こういうのって、最初は真面目にやっておいて、
スタッフが段々解ってくるのに併せて、ギャグを入れたり
するものなんじゃ無いだろうか?と思うけど、どうなんだろう。
ラストでメルトダウンが復活するのか?と期待を匂わせたシーンはカット。
結局メルトダウンは復活しなかったわけだから、あのシーンは
カットされて正解なのかも知れないけれども、でも自分としては
「アニメイテッド」のそういう不完全な部分、失敗した部分も好きだし、
それこそ丸ごとひっくるめて「アニメイテッド」が大好きなのだから、
やはりカットには、そう簡単には賛成できないなあ。PR -
「ダブルエージェント」
今回の話って、スパイは一体誰なのか?
に対する「ミスリード」が全体の大きな鍵になっていると思うし、
だからこそラストシーンでの衝撃が大きくなると思うんだけど、
メガトロン、いきなり「ロングアーム」とか言っちゃってるじゃん。
図書館で借りたミステリー小説の1ページ目に、
犯人の名前が書かれていたみたいな、そんな変な感じ。
確かに玩具では盛大にバレ出しちゃってるんだけど、
玩具買ってる奴だけが、視聴者じゃ無いんですよ?
あと地味に気になったのが、バンブルビーがワスプに対して
「同じプロトフォームから生まれた」と言ってたけど、
それだとバンブルビーとワスプは双子、って事にならないかい?
確か原語ではこの部分は、「同じ型から生まれた」だったと思う。
「同じ種類のプロトフォーム」ならまだしも、
「同じプロトフォーム」は、ちょっとどうかと思うですよ。
その辺の設定のすり合わせとか、ちょっと首をかしげる部分が多い回だったなあ。
誰か一人、全体の設定とかをキッチリ監修する立場の人を
置くだけでも、かなり違ってくると思うんだけどねえ。 -
やあ、ジャパニメイテッドに関して「いいニュース」と「悪いニュース」があるんだ。
どっちから聞きたい?
まあお約束でいいニュースから。
オメガスプリームの声優が、玄田哲章さん。
ロディマスの声優が、石丸博也さんに決まったらしいね!
これはG1通りの配役なので、とても嬉しい限りですよ。
もっともロディマスは、あんまり出番無いんだけれどもね。
悪いニュース。
コンストラクティコンズの登場する、
「Rise of the Constructicons」と「Sari, No One's Home」が、
どうやら放送「されない」模様。
「Nature Calls」みたいに、DVDには収録とかあるかも知れないけど、
その辺りは現段階では不明。
コンストラクティコンズは、シーズン2でもかなり重要なキャラクターなんだけどなあ。
やはりオモチャの出ないキャラは、優先順位が低いのか。
しかしそうなると「A Bridge Too Close」での登場が、
かなり唐突な物になってしまうと思うんだが、どうするんだろう。
そしてまた、シーズン3でのコンストラクティコンズ登場エピソードは、
一体どうするつもりなのやら。 -
「スィンドルの策略」
今回はまあ比較的まとも…というか、この程度だったら
別にいいんだけれどもねえ…。
しかしそれでもカットはあるわけで。
気になったカット部分と言えば、悪役軍団のチーム名の
「S.U.V.」が、その由来ごと無くなった、って事か。
あれはまあ、スィンドルの変形する車種を受けての事だけど、
解りにくいと言えば解りにくい部分ではあるんだよなあ。
個人的には、こういう悪役がチームを組んだりするのも
カートゥーンでは良くあるネタなので、やはりカットはして欲しくなかったかなあ。
いやそれを言ったら、して欲しいカットなんて有り得ないんだけれどもね。 -
「増殖する敵」
んー、オリジナル版見てなくて、ジャパニメイテッドだけ見てる人に
聞いてみたいんだけど、今回プロールが最後に
「サムライアーマー」を脱いだのは、どうしてだか解りますか?
例によってシーンカットのせいなんだけど…、
今回のテーマは「力に目を奪われると、もっと大事な物を失う」って事なのさ。
最初グリムロックを捕まえる時に、プロールは鳥の巣が傷つかないようにしていたけど、
実はあれが伏線で、後で二人目のスタースクリームを捕まえる時に、
鳥の巣を落として卵を割ってしまうシーンがあったのね。
それでプロールは、力だけを追い求めていては、ディセプティコンと同じだ、
というとても大事な事に気づいて、そしてあのアーマーを…という流れなわけですよ。
その辺りの経緯がまるごとカットされては、今回のテーマが台無しなんだよな~。
更にラストでプロールは、ロックダウンに「相棒として賞金稼ぎをやろう」と
言われるけど、これを拒否。プロールとロックダウンは似てるようだけど違うんだよ、
という事が説明されて、それがシーズン3にも繋がってくるんだけどね。
やっぱりシーンカットは、百害あって一利無しだなあ。 -
「視聴率レース!」
やっぱりバンブルビーの、「嘘ついてるよ」ジェスチャーは、
カットされたか。仕方ない気もするけど、でもこういう所で
アメリカの文化に接する事は、決して悪いことでは無いと思うんだがな。
それに前も書いたけど、カットがあって当然、という状況に
慣れてしまうのは、ちょっと危険な気がする。
しかしファンゾーン警部は、本当に不憫だなあ。
出番がどんどん削られていく。この番組に登場する、
数少ないちゃんとした「大人キャラ」なのにねー。 -
ジャパニメイテッドでは、「Nature Calls」は飛ばされてしまっている、
というのは何度かお伝えしたのですが、なんと
ジャパニメイテッドのDVDのVol.4には「Nature Calls」が
収録される?らしいです。
リンク先の第14話「死を呼ぶ宇宙怪物!」 が、内容と照らし合わせてみても、
それなのでは無いか?と思われます。
またこちらのページの「ニュース」の部分には、
「テレビ未放送 幻のエピソード」という画像が、掲載されております。
ところでカートゥーンネットーワークでの、ジャパニメイテッドの
放送表を見てみると…「#13」の次が「#15」となっていて、「#14」が
実はあるのだよ、という事が見てとれます。
という事は、今後CNのリピート放送などの際に、
この「死を呼ぶ宇宙怪物!」 が放送される事があるかも?
という事なのでしょうか?
更に気になるのは、カットシーンの有無。
カットシーンがあるのは、音仏家があるからなのですが、
DVDにはその音仏家は収録されていない模様。
という事は、わざわざカットをする必要は無いかも知れない?
いずれにせよ、この辺りは続報待ちなのですが、
個人的には、一度放送時間のフォーマットが定まってしまった以上、
それを変更すると言ったことはしないと思うので、
やっぱりカットはあるのでは無いか?と思っております。 -
「レックガーの暴走」
レックガーの「バーウィップグラーナウィピニボン!」ってセリフは、
「トランスフォーマー ザ・ムービー」でも使われた、すっごい重要なセリフなんだけどなあ。
まさか翻訳スタッフは、それを知らなかった、って事じゃあ無いよね?
あのセリフをレックガーが言う事が、どれだけ深い意味合いを持つのか、
きっちりと理解した上で、別のセリフにしたんだよね?
ただ単純に「意味が解らないからセリフ変えよう」なんて軽い気持ちで
変えたわけじゃ無いよね?
「2010キャンペーン」とかやって盛り上がってる時期なのは、
踏まえた上でやっているんだよね?
後は全体の翻訳のニュアンスが変えられていて、
ラチェットの不機嫌さが、ずいぶんと変えられてしまっていたね。
それ故にクライマックスの、ラチェットのレックガーへ対する
謝罪がすっかり薄くなってしまっているわけなのだけれども。 -
「爆鎮完了!」
…そもそも「爆鎮完了!」 ってセリフは、前番組の
「レスキューフォース」「レスキューファイアー」での
決め台詞なんだけれどもね。
それじゃあ今回、その番組に出てた人がサービスで
出ていたか?というわけでも無いわけでして。
まあそのなんだ、どうなんだろうねえ。こういうの。
今回もラストがカットされてたなー。
スパイについて触れている、重要な部分なんだけれども…。 -
「ヘッドマスター、ふたたび!」
センチネルというキャラクターは、アニメイテッドの中でも特に「いいキャラ」だと思うんですよ。
#1にて登場した時には、ほんの数十秒の出番にも関わらず、十分なインパクトと共に、
あの嫌味ったらしい性格を見せ付けてくれた。
しかし次に登場した「Along Came a Spider」では、彼が単純な「嫌な奴」では無くて、
エリータワンの一件があったために、オプティマスに冷たく当たっているのだ、
という事が語られ、視聴者は彼にほんのちょっとだけ感情移入を余儀なくされるのだ。
次に「The Elite Guard」で登場した際には、コメディリリーフの役割も与えられ、
単純な嫌味キャラクターでは無くなってしまっているのだ。
この展開の流れは、本当に上手い。
そして今回の「Return of the Headmaster」である。
今回センチネルは、またしても嫌味キャラクターとしての役割を最大限に発揮しつつ、
随所にてオプティマスに仕返しをくらったりと、見ている方は溜飲を下げる事となる。
それが市長と握手した後の消毒だったり、首だけになったのをオプティマスに見られ、
盛大に笑われてしまうシーンだったりする。
その一番面白いシーンを、カットしちゃってどうするの?
センチネルは確かに嫌味で嫌な奴なんだけれども、なんだかんだでオプティマスを
信頼しているし、オプティマスもセンチネルをほっとけないんだよね。
なんというか、まさに悪友という感じなんだよね。
だから首だけになった時も、オプティマスだけに助けを求めたし
(近くにオプティマスがいたから、という見方も出来るけど、別にジャズを呼んでもいいはず。)、
オプティマスも相手がセンチネルだからこそ、あそこまで自分の感情を
出して大笑いできた、と考えられるんだよね。
カットシーンが多いと、どうしてもそういう細かい心理描写が削られてしまって、
ひとつの作品としては、マイナスにしかならないんだよ。
あとこれは細かい事になるんだろうけど、機会があるならば、今回のエピソードを
原語の英語で聞いてみてください。そしてセンチネルの声を、良く聞き比べてください。
少なくともカートゥーンには、大げさな演技の方が合ってるんですよ。