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カートゥーン横丁ブログ

カートゥーンネットワークファンサイト、 「カートゥーン横丁」管理人LOUのブログ。 思う所あって再起動。今だからこそ書ける話も。

石怪人ユニコルノス
今回もう全くカートゥーンとは関係ないネタです。すびばせん。




最初の仮面ライダーに「ユニコルノス」という怪人がおります。

ユニコルノス  | 仮面ライダー図鑑

ヨーロッパで発見されたユニコルンという一角獣の化石から粉末血液を抽出し、凶悪な男の体に注入することで生まれた怪人。
口から吐く白い霧を浴びせることで、あらゆる生物を一瞬で化石にすることができるほか、瞬間移動能力も兼ね備えている。

「一角獣」というと思い出すのはユニコーン。
名前も「ユニコルノス」なので、ユニコーンをどうしても連想しますよね。
いわゆる「ユニコーン」の姿はこちらのリンク先にもある通り、
白馬に角が一本生えてる物を想像すると思います。

しかしこのユニコルノスは、リンク先を見ていただくと分かるんですけど、
そういう馬のユニコーンには、ちょっと似てない感じ。
まあ馬っぽく見えないことも無いけれど、ちょっと無理があるかな?
って感じでしょうか。
この辺特撮マニアの間では、割とネタにされたります。

ところで先程のリンク先にもあるんですが、
実在する生物で一角獣がいます。それが「イッカク」。
まあクジラなどの仲間ですよね。

そして実は「一角獣」と呼ばれる生物が、もう一種類いるんですよね。

シンドバッド七回目の航海」という映画があります。
かのレイ・ハリーハウゼンが特撮を担当したということで有名です。
これに出てくる一つ目の怪物、「サイクロプス」と言った方が
分かりやすいかもしれないけど、実はこれも「一角獣」なんですよね。
一つ目がインパクトありますが、たしかに角が一本あるので「一角獣」です。

ところでこのサイクロプス、実は「化石」があります。
もちろん本物というわけではありません。

サイクロプスの正体?

リンク先に書かれていますが、ゾウの頭骨は真ん中に大きな穴が一つあり、
そこに目が入っていたのでは?と思われていました。
そしてそこから一つ目巨人のサイクロプスの伝説が生まれたようです。

さてここで話を最初の「ユニコルノス」に戻します。
ユニコルノスは「一角獣」の「化石」から作られた、「一角獣」の怪人です。
もう一度「ユニコルノス」の写真を見てください。
確かに角はありますが、顔はゾウの化石に似ています。
そして何よりユニコルノスも実は「一つ目」なのです。
つまりユニコルノスは、いわゆる「ユニコーン」の怪人では無く、
「サイクロプス」の怪人なのでは無いでしょうか?

そもそも一般的なユニコーンのイメージが広まったのは
いつ頃なのでしょうか?そこまで調べるつもりはありませんが、
実は比較的最近なのかもしれません。

「シンドバッド7回目の航海」は1958年公開なので、
あの当時の仮面ライダースタッフ達にとって「一角獣」は、
ユニコーンでは無く、サイクロプスだったのかもしれません。
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