続いて「シルバー仮面」。
制作順としては、シルバー仮面の方が先で
アイアンキングの方が後になります。
しかしこれがなんというか…。
これもかなりカルトというか伝説になっている番組だし、
志自体はかなり高いと思うんだけど…それが出来上がってきたものに
全く反映されていないというか、シルバー仮面の戦闘描写と
脚本がまるでリンクしてない感じがあります。
良く「シルバー仮面は卒塔婆を武器にした」とかネタに
されているんですけど、正直それはまだかなり可愛いレベル。
後半巨大化してからは、槍とかハンマーを何の伏線もなく
唐突に出してくるようになります。
アイアンキングはまだヒーロー物のバリエーションとして
捉えることが出来るんですが、このシルバー仮面は
特撮ヒーロー物では無い何か、正直「なんだこれ?」としか
言えない作品になっている気がします。
20話くらいから脚本はすごい良くなってるんだけど、
やっぱりシルバー仮面の戦闘シーンが
全部台無しにしてる感じがあるんですよね。
そして改めてアイアンキングを考えると、
このシルバー仮面を反省したんだな、というのが良くわかります。
- 全体的に雰囲気が明るい
- 登場人物を減らして分かりやすくする
- キャラクターも性格を明るくして親しみやすい
正直この単語はあまり使いたくないんだけど、かなり「トンデモ」な作品だと思います。
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