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「飛べ孫悟空」を見たせいか、なんだか西遊記づいてしまったので、
「パタリロ西遊記」を再読。
世の中に西遊記物はいくつもあるんですけど、この「パタリロ西遊記」は
結構面白い方だと思います。タイトルの通り、「パタリロ」の登場キャラを使った作品で、
パタリロ=孫悟空、マライヒ=三蔵法師なんですが、
猪八戒と沙悟浄がオリジナルキャラで、それが実にいいキャラをしています。八戒は原作のとおり「無類の女好き」なんですが、
そもそも「パタリロ」にこうした「女好き」キャラって、
いそうでいないんですよね(まあ男同士だし…)。
それが逆に新鮮に思えます。沙悟浄ですが、こうした西遊記物で沙悟浄の扱いって難しくて、
微妙にキャラが立ってなかったり、目立たなかったりする事が多いんですが、
この「パタリロ西遊記」では沙悟浄を「老獪な軍人」にした事で、
ものすごくキャラが立ってるんですよね。
妖怪との戦いのときも作戦を立てる役目だったり、
また色々な解説もしてくれるので、かなり便利なキャラになってます。お話も途中までは割りと西遊記を踏まえているんだけど、
段々とオリジナル展開が多くなり、更にSFとかも入ってきて、
最後には独自の世界観を作り上げていると思います。興味ある方はぜひ読んでみてください。
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アマプラで配信されていたので「飛べ!孫悟空」を見ていました。
ザ・ドリフターズの面々にそっくりな人形を使った人形劇で、
西遊記をベースにした話です。
子供の時に見ていたのを思い出します。メンバーはそれぞれ
いかりや長介=三蔵法師
志村けん=孫悟空
仲本工事=沙悟浄
高木ブー=猪八戒
加藤茶=ハゲオヤジといった具合。
見てのとおり、志村けんが孫悟空なんですが、
でもこの番組がスタートした1977年頃の志村けんって、
まだ「東村山音頭」がブレイクした直後ではあったものの、
立場としては当然一番下っ端という、
後の志村けんを考えると、ちょっと信じられないような
微妙な時期だったはずなんですよね。
先述の「東村山音頭」だって、確かにブレイクしたけれど、
じゃあその次にまた何かヒットを出せるのか?というと、
かなり怪しい感じだったとは思います。
そういう時期に志村を悟空役にする、って実は今考えるよりも、
大英断だったと思うんですよね。
実際に本当は加藤が悟空をやるはずだった、みたいな話も
ちらほらと聞こえてきていますし。そしてそれを裏付けるかのような話なんですが、
OPのクレジットの順番が結構面白い。
まず最初の三蔵役のいかりやが出るのは当然だけど、
次が悟空役の志村じゃなくて沙悟浄役の仲本。
そして志村になって、次が八戒の高木、
最後が加藤で、オマケに馬のすわ親治、という並び。
普通考えると三蔵の次は悟空役を持ってくると思うんだけど、
そうじゃないんですよね。
あくまでも志村は「悟空だけど下っ端なんだぞ」って空気を感じてしまいます。この人形劇スゴイのは、毎回かなりの量の人形を新しく作って、
更に舞台セットまで作り上げてるというところ。
こういう人形劇の人形とかセットって、作るのかなり大変だと
思うんだけど、それを毎週毎週作り上げてくるのは、
本当に大変だったと思います。
撮影はおそらく先にセリフを録って、それに合わせて後から芝居をつける
という形だったと思うんですが、それでもかなりの労力だったんじゃないかな。
人形だけじゃなく、ビデオ合成とか色んな手法もつかっていて、
映像的にもかなり見応えがあります。
一度全編屋外ロケで人形劇をやってる話とかありますからね。またもうひとつの見所としては、やはりピンクレディでしょうか。
あの頃のピンクレディは、とにかくとんでもない大人気で、
それが毎週出てきて歌を唄う、というだけで、視聴率はかなり
増えたのでは無いでしょうか。
考えてみるとこの番組は、ピンクレディの歌謡ショーの合間に、
ドリフの人形劇があるとも取れるわけで、
相乗効果はかなりの物だったと思います。ストーリーは、実は原点の西遊記には結構忠実にやっていたのも驚き。
「天竺に何をもらいに行くか」は語られていなかったけど、
それ以外にはちゃんと西遊記ネタを消化しています。
同時期に堺正章版の「西遊記」とか「スタージンガー」とか
あった事を考えると、なにか西遊記ブームみたいなのがあった頃
なのかもしれませんね。これを機会に原点の「西遊記」を読みたいなあ。
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なんか左手の親指が痛む事があって、突き指でもしたのかなあ?と思ってました。
でも良く考えると、そんな突き指したような記憶が全く無いんですよね。
寝ている時にでもぶつけたのかな…と思っていたんですがもしかしてこれ、スマブラのやりすぎなのかな…。
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ちまちまとやっています。
なんだかんだ、スマブラは面白いですわ。
しかしこの物量、管理するだけでも相当大変だよな…。 -
セールで安かった時に買ったのをプレイしました。
しかし…うーん、自分は割りと何作かロックマンは
やっているんですけど、どうにも「合わない」んですよね。
確かに面白いかなーとは思うけど、そこまでハマるほどじゃない。単純に難易度が高いのは別に構わないんですけど、
ロックマンシリーズってその難易度が妙に
「嫌らしい」感じになってると思うんですよね。例えば…- 雑魚敵の耐久力が1発以上ある(でかい敵は気合弾1発以上ある)
- ちょっとジャンプしないと弾が当たらない敵とか多い
- ギリギリのジャンプをしないといけない所とかあるし、そういう所は大体ジャンプした所に敵が出てくる。
- 「普通」のステージが無いので、操作に慣れない。
こんなところですかね。
まあ基本「何度も繰り返し」プレイする前提で作られていると思うので、
そういうのが好きな人にはいいんでしょうけど、
合わない自分には微妙に合わないんですよね。とは言うものの、自分だって元々はアーケードゲームを
中心にやっていたわけだから、「何度も繰り返し」プレイには
慣れているはずなんだけど、どうしてだろう?
やっぱり「合わない」としか言えないんだよな。ちなみにロックマンシリーズというか、オマージュしたような作品は
いくつかやってるんですけど、やっぱりなんか微妙に合わない感じです。
例えば「ショベルナイト」もやったし、確かに面白いんだけど、
でもそんなすごい面白いと言われるかというと…うーん、って感じ。
で実は「ガンヴォルト」とかもやったんですけど、
「ガンヴォルト爪」のアキュラ編が実はかなり面白くて、
あれはハマりましたね。まああそこまで行くと
そんなにロックマンっぽくは無いんだけど、でもスピード感とか
すごい楽しかったです。
「合う」「合わない」って本当不思議ですよね。 -
自分がアーケードゲームにハマった頃、良くやっていました。
懐かしいですわ。
移植はPSのナムコミュージアムがあったけど、
スクロールの関係で完全移植はこれが初かしら。とにかくドット絵のワルキューレが可愛いんですよね。
もちろん冨士宏先生描くワルキューレも可愛かったです。
あの当時はいわゆる「女戦士」はいなかったわけじゃないけど、
アマゾネス系の筋肉質なキャラが多かったと思います。
でもワルキューレはまさに「乙女」という感じで、
ちょっと華奢なのが受けたんじゃないかなあ。返す返すもワルキューレで続編とかシリーズを
展開しなかったことが惜しまれます。
本当もったいなかったよなあ。 -
ここ10年くらいボンヤリと思っていたんですが、
なんかマンガの単行本がどんどん薄くなってると思うんですよね。
特に「ジョジョリオン」とか結構ひどくて、
普通なら200ページくらいあるはずなのに、
160ページくらいしか無い巻とかあって、
ちょっとどうなの?って感じ。ただこれ制作側からの視点だと、
まず単行本を出すサイクルを早められる、
巻数を増やせる、すぐに出るので読者も喜ぶ(だろう)、
という風に、割りといい事だと思われてるんじゃないか、
って気がするんですよね。しかし読む側からすると、確かにすぐに単行本が出るのは嬉しいけど、
その分読み応えが減っちゃうのが、ちょっとなあ…と思います。あと最近だと電子書籍が主流なので、それだと厚さが
あまり気にならなくなるんですよね。
電子書籍の弊害?でもあるのかな。 -
手塚治虫先生関係の本も色々と出てきてるんですが、
これは当時のアシスタント視点からの手塚治虫像が
描かれていて、かなり面白かったです。
もらったサインに自分で色を塗っちゃうのは、
いかにもアシスタントらしいなあ、と思いました。ところでこの本を描いた堀田あきお先生って、
藤子不二雄賞第一回で佳作をとった「ニャンコラキッド」の
オムライス先生だったんですね。
いやーそんな所が繋がるとは! -
確か自分が学生時代に連載してたのを覚えてたんだけど、
今回読み返してみたら、自分が覚えてたのは
読み切りの方だったんだなー、とちょっと驚き。
でも個人的には結構好きかも。
ここまでギャグに徹してくれた方が、いいかもしれない。でもちょっと登場人物が多いのが難点かな。
ロボット警備隊の署長と柔道の師匠は
一緒にした方がもうちょっと整理されてたかも。 -
正直最初のあたりは微妙だったんだけど、
途中から結構面白くなってきました。
やっぱりこういうテレビってのは本当生き物だから、
途中で路線変更した方が面白くなる事があるんだよなあ。
でももうちょっと振り切っても良かったかもしれない。
そういう意味では、マッハバロンも見てみないとかな。牧れいさんがすごく美人でした。