"読んだ本"カテゴリーの記事一覧
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「シン・ウルトラマン」が話題なので、ウルトラマンとか
怪獣のデザインを担当した、成田亨先生の本を読む。やっぱり成田さんって基本芸術家だから、気難しい感じはしますよね。
怪獣のデザインについても「傷みたいな痛々しい表現は良くない」と言いつつ、
でもジャミラの表面にあるひび割れは「上手くいったと思います」なんて言ったり、
完全なダブルスタンダードだよな、と思ったり。
でもやっぱりそこは芸術家だから、結局「理屈」じゃなくて
「出来たもの」が先に来るってことなんですよね。
「理屈」は完全に後付なんだと思います。
その辺が人によっては気難しく見えたりするのかもしれません。まあ今だからこそ、読むべきなのかもしれません。
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ひっさびさに読み返しました。
やっぱり面白いね。あと長い。
しかし思ったよりも内容を忘れていました。
特に「宴の始末」の方。はてなんでだろう。どうでもいいけど本作に出てくる「堂島」って、
明言されてないけど、絶対「ぬらりひょん」のつもりで
描写してるよなー。それっぽい描写はかなりある。
いやまあ「ぬらりひょん」自体は
両さんの時に使っちゃったんだけど。 -
これも読んでた。
「鬼」はまあまあ。
「河童」はくだらなくて好き。
「天狗」はいいんだけど、エピローグがあれば良かったかな。
「鵺の碑」まだですか。 -
お盆でヒマなのを利用して、久々に読破。
最後まで読んだら最初に戻りたくなる、という構成は
やっぱり見事で、また仕掛けの数々もやっぱり面白い。
しかし今改めて読むと、実は肝心なところが語られていなかったり、
意図的に隠されていたりする部分が結構多いな、
ということに気がついたり。
良く言えば考察が捗るんだろうけど、逆に言うと
ちょっと投げてる所があるというか。
でもだからこそ面白いんだろうね。